「終わり」と「始まり」
「さよなら」と「こんにちは」
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)では、ひとつのことが終わるとき、意識的に敬意を払うことを大切にします。
季節が巡るように、自分の外側も内側も常に変化しています。ひとつの大きなサイクルが終わるときは、新たなサイクルが始まろうとする時でもあります。今年の終わりを迎える前に、改めてこの1年を振り返る時間と空間を、共に過ごしませんか?
この1年を振り返ったとき、来年に持っていかずに、手放したいことは何でしょう?
もしくは、もっと時間をかけて気づきを向けたいこと、育みたいことは何でしょう?
今年、自分自身に何が起きたのか。
どのようなことが、今でもこだまのように響いているのか。
もしかしたら、その中から来年に向けての期待や展望も出てくるかもしれません。
ご一緒に、ここまでの自分の旅を振り返りましょう。
また今回は、貴重な映像資料を用いて、講師のシャロン・テリーによる解説と共にゲシュタルト・プラクティスの歴史を説明します。(ゲシュタルト療法の創設者フリッツ・パールズや、エサレンの共同創設者ディック・プライスなどの映像を予定)
※今回のプログラム参加に、過去の参加経験は問いません(好奇心だけを持って参加してください!)
初めて参加する方も、久しぶりにGAPに参加する方も、「サポートに繋がる・サポートを思い出す」
…そんな時間と空間です。
<開催概要>
【日時】2025年 12月20日(土) 10:00-17:00
【講師】シャロン・テリー (Sharon Terry) *日本語通訳あり/丸山智恵子/日本人スタッフ
【参加資格】どなたでもご参加頂けます
【参加方法】Zoom
【参加費】
・通常: 34,000円(税込)
・早割※11/30まで: 30,000円(税込)
・フレンズ割引:29.000円(税込) (フレンズ割引を適用希望の方は、今回のプログラムを紹介した方のお名前または学会名を備考欄に記入してください)
・SGまたはSA卒業生: 25,000円(税込)
※今回の参加費の一部は、クリスティン・プライスやアメリカのGAP講師たちが今年10月に創設した「ゲシュタルトプラクティス・ライブラリー&リソースセンター」(過去のゲシュタルト療法やディック・プライスの映像またはGAP映像資料など貴重な資料を保存し、プラクティスの機会を提供する団体)に寄附させて頂きます。
※経済的に難しい方は参加費の分割支払いも可能ですので、ご相談ください
【内容】※ながれによって変更する可能性があります
– 貴重な映像資料によるゲシュタルトプラクティスの歴史(フリッツ・パールズ/ディック・プライス/クリスティン・プライスの映像&シャロンによる解説)*11月GAPプログラムと異なる映像の予定
– エッセンシャル・プラクティス
– 「自分の席に座る」・呼吸のプラクティス・コンティニュアム アウェアネス・気づきの3つの領域・GAPの4つの表現
– テーマ「手放したいこと・育みたいこと」についてのワーク
【オンラインプログラム参加にあたってのお願い】
ワークの特性上お互いに顔を見ながら実践するため、カメラはオンでお願いします
※ただし、常にZoomの画面前に座る必要はありません。例えば画面に映らずに、寝っ転がっていても構いません(途中ペアワークでは、相手の人に顔が見えるように居てもらうことをお願いすることがあります)
お申し込みはこちら
シャロン・テリー Sharon Terry

GAPプラクティショナー。アメリカ・カリフォルニア在住。
ある世界的財団による社会起業家のためのウェルビーイングプログラムで、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師を務めていたクリスティン・プライスと出会う。そのワークを継続し自分自身や仕事における大きな変化を体験したことで、GAPプラクティショナーとなる。現在はコファシリテーターとしてクリスと共にリードしたり、GAP入門クラスをアメリカ東海岸やオンラインで提供している。また、希少疾患の子を2人持つ母として「患者第一の研究」を決意し多くの病気に挑む。
遺伝子を専門とする生物医学の研究者と患者が協力する仕組みを作り、医療への提言、世界中の患者支援を行うまでになった。企業や大学、NPOなどにおいて、研究とGAPを統合し、今ここにいること、プロセスを信頼することを伝えている。2022年5月 国連での女性起業家サミットで講演。
シャロン・テリーについて.. クリスティン・プライスより
親愛なる友人、そしてGAPスチューデントの皆様へ
皆さんが、健康で、幸せで、深い呼吸をしていることを願いながら、この手紙を書いています。一人一人のことをよく思い出し考えると、私の顔には大きな笑顔がこぼれ、心の中には柔らかい気持ちが湧いてきます。
今年の春に私たちが揃って来日した時、シャロン・テリーに直接会っていただいた方たちもいますね。また過去3年の中でオンラインでシャロンとワークをした方もいますし、来日中に対面で体験できた方もいました。
今月から、シャロンと智恵子が、GAPのワークショップを新たに提供していきます。さらに年一回シャロンが来日して対面ワークの開催も可能になります。私の願いは、皆さんが、そうしたGAPのプログラムに集まり、自分のプラクティスを新鮮に更新し続け、自分自身に滋養を与え、オープンな気づきの中でお互いをサポートし続けてくれることです。それこそが、自分の体験を探求し、自分自身の中に、そして人生において、より「今にいる」ことができるとても良い方法なのです。
シャロンは、素晴らしいGAPのガイドです。私(クリス)とシャロンは、ここ5-6年もの間、集中的にGAPのティーチャー(リーダー)としてプログラムを一緒に行ってきました。その経験からも、シャロンがGAPの在り方や実践方法で、今ここにいながら、一人ひとりをリフレクターとして映し出しサポートできる力があることに、私は完全なる自信と信頼を持っています。そのような能力と同じくらい重要なことは、シャロン自身が、このGAPという探求の道に対する愛を持ち続けていること、またこのアプローチを自分自身の日々の生活の中で、私生活においても仕事においても、つねに統合していることです。シャロンが、やさしさと好奇心と安定性、そしてユーモアのセンス(!)をもって、一瞬一瞬にいられる力を持っていること、それが何よりも必要不可欠なのです。さらに、シャロンには、GAPの理論と構造を明確に把握し深く理解した上で説明できる能力があります。それによって、私は、シャロンとワークを共にリードする時のパートナーシップについて深く満足しており、そのような彼女の力は皆さんにとってもギフトとなっています。
シャロンが、とても大切な日本のGAPコミュニティの皆さんに、今後もプログラムを提供してくれることに、私はとても感謝しています。皆さん一人ひとりが、シャロンのスキルと存在そのものから、役立つ何かを受け取る機会を活かしていただけることを心から願っています。
>>>続きはこちら

【このプログラムについて】
・このワークは問題解決やセラピー的な効果を意図するものではありません。
・誰も先生でも患者でもなく、すべての人が共に学び、共に実践するという姿勢でご参加ください。
・講師も参加者同士においても、分析や解釈、アドバイスなどをしません。互いに気づき、探求、発見、成長をサポートしあっていきます。
【ゲシュタルト療法とGAPの違い】
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)は、「ゲシュタルト療法」の創始者 フリッツ・パールズの弟子であったディック・プライスが、ゲシュタルト療法に「仏教やボディワーク」を統合し、クリスティン・プライスと共に発展させてきたワークです。
ゲシュタルト療法とGAPの違いとして、「GAPはセラピーではなく、プラクティス(実践を深めること)」と言われているように、ゲシュタルト療法はセラピー(治療的)モデルであり、セラピストが専門家となり、クライエントの治療を目的としてセッションをリードするのに対し、GAPは教育的モデル(コミュニティモデル)であり、グループの全員をクライエントではなく、平等に学びあう生徒だと捉えます。そしてそれぞれが自分自身の専門家となり、今ここでの気づきを探求していきます。
ペアワークをする時も、そこに患者と医者というような医学的モデルはありません。「あなたはこうである」と決めつけたり、分析や解釈を行わずに、あくまでも
「あなたが、あなた自身についての専門家です」
「あなたが、発見する人その人です」
「あなたにとって、何が真実なのか教えて下さい」というスタンスを大切にしています。
詳細はこちら「GAPとは?」
【お問い合わせ】 ws-reg@opensense.jp
(お名前、電話番号、メールアドレスをご明記下さいませ)
キャンセルポリシーについて
参加費等のキャンセル料金は、原則として下記の規定に応じて発生致しますのでご了承下さい。
2週間前~8日前 30%
1週間前~2日前 50%
前日 80%
当日 100%