オープンシートは、インタラクティブな気づきのプラクティスであり、私たちがより「現在」にいられるようになること、そして自分自身と世界に触れられる(コンタクトできる)ことを目的としています。オープンシートのセッションにて、参加者は、講師の能動的なサポートを受けながら、一瞬一瞬の気づきについていきます。
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)の基礎的なツールを使い、体の感覚や感情を探求したり、過去や現在の人生の状況に向き合ったり、自己表現やコミュニケーションの力を養ったり、夢の探求やシンプルに「今・ここ」の気づきのプラクティスを行うこともできます。
すべての参加者は、講師(シャロンと丸山智恵子)とグループのサポートと共に、オープンシートを使う機会があります。この構成により参加者はそれぞれのセッションから、探求者としても、ウィットネスとしても学ぶことが可能となります。また、セッションに役立つ時は、ペアワークや講義も行っていきます。
今回は、アメリカのシャロン・テリーがオープンシートの講師をつとめます。ウィットネスのみの参加も可能になります。人数限定ですので、お早めにお申し込みください。
※GAPの基礎的なツールとは
・自分の席に座る:グラウンディングし、サポートと繋がる
・ベーシック・(呼吸の)プラクティス:呼吸の動きに触れる
・気づきのコンティニュアム:体の感覚、五感、思考に気づく
※ウィットネスとは
グループメンバーの一員として、オープンシートのプロセスを見守る役です。オープンシートを受ける時間はありませんが、それ以外のペアワークやグループワークなどのすべてに参加することができます。
対人援助やカウンセリングなどを実践されている方、身近な人間関係での在り方に関心がある方にとっては、他の方のオープンシートを客観的に見守ることで、自分自身への気づきを得たり、誰かのサポートをする際の学びになります。
【日時】2023年 11月11日(土) 9:00〜15:00/16:00/17:00 (人数により終了時間を最終決定します)
【講師】シャロン・テリー(通訳:丸山智恵子)
【定員】オープンシート 3-6名
ウィットネス参加 若干名. ※オープンシートが所定の人数を越えた場合に申込可能
【参加条件】オープンシート:GAP基礎を含み 25時間以上のご経験がある方
ウィットネス: GAP基礎を含み 14時間以上ご経験がある方
※久しぶりの方は、事前にもう一度基礎となるプラクティスの実践をしておくことをおすすめします
【参加費】
・早割11/4(土)まで:20,000円(税込)
・通常:23,000円(税込)
・ウィットネス参加:15,000円(税込)
・12/10(日)オープンシートとの連続参加で割引があります
11-12月 2日間連続参加:37,000円(税込)…1日あたり 18,500円
※経済的に難しい方は分割なども可能ですので、ご相談ください}
【申込締切】オープンシート 11/9(木)まで
>>>お申し込みはこちら
シャロン・テリー Sharon Terry
GAPプラクティショナー。アメリカ・カリフォルニア在住。
ある世界的財団による社会起業家のためのウェルビーイングプログラムで、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師を務めていたクリスティン・プライスと出会う。そのワークによる変容体験の後、GAPプラクティショナーとなる。現在はコファシリテーターとしてクリスと共にリードしたり、GAP入門クラスをアメリカ東海岸やオンラインで提供している。また、希少疾患の子を2人持つ母として「患者第一の研究」を決意し多くの病気に挑む。
遺伝子を専門とする生物医学の研究者と患者が協力する仕組みを作り、医療への提言、世界中の患者支援を行うまでになった。企業や大学、NPOなどにおいて、研究とGAPを統合し、今ここにいること、プロセスを信頼することを伝えている。
>>>アメリカTEDでの講演映像
シャロン・テリーについて.. クリスティン・プライスより
親愛なる友人、そしてGAPスチューデントの皆様へ
皆さんが、健康で、幸せで、深い呼吸をしていることを願いながら、この手紙を書いています。一人一人のことをよく思い出し考えると、私の顔には大きな笑顔がこぼれ、心の中には柔らかい気持ちが湧いてきます。
今年の春に私たちが揃って来日した時、シャロン・テリーに直接会っていただいた方たちもいますね。また過去3年の中でオンラインでシャロンとワークをした方もいますし、来日中に対面で体験できた方もいました。
今月から、シャロンと智恵子が、GAPのワークショップを新たに提供していきます。さらに年一回シャロンが来日して対面ワークの開催も可能になります。私の願いは、皆さんが、そうしたGAPのプログラムに集まり、自分のプラクティスを新鮮に更新し続け、自分自身に滋養を与え、オープンな気づきの中でお互いをサポートし続けてくれることです。それこそが、自分の体験を探求し、自分自身の中に、そして人生において、より「今にいる」ことができるとても良い方法なのです。
シャロンは、素晴らしいGAPのガイドです。私(クリス)とシャロンは、ここ5-6年もの間、集中的にGAPのティーチャー(リーダー)としてプログラムを一緒に行ってきました。その経験からも、シャロンがGAPの在り方や実践方法で、今ここにいながら、一人ひとりをリフレクターとして映し出しサポートできる力があることに、私は完全なる自信と信頼を持っています。そのような能力と同じくらい重要なことは、シャロン自身が、このGAPという探求の道に対する愛を持ち続けていること、またこのアプローチを自分自身の日々の生活の中で、私生活においても仕事においても、つねに統合していることです。シャロンが、やさしさと好奇心と安定性、そしてユーモアのセンス(!)をもって、一瞬一瞬にいられる力を持っていること、それが何よりも必要不可欠なのです。さらに、シャロンには、GAPの理論と構造を明確に把握し深く理解した上で説明できる能力があります。それによって、私は、シャロンとワークを共にリードする時のパートナーシップについて深く満足しており、そのような彼女の力は皆さんにとってもギフトとなっています。
シャロンが、とても大切な日本のGAPコミュニティの皆さんに、今後もプログラムを提供してくれることに、私はとても感謝しています。皆さん一人ひとりが、シャロンのスキルと存在そのものから、役立つ何かを受け取る機会を活かしていただけることを心から願っています。
>>>続きはこちら
<シャロン・テリーからの言葉>
オープンシートでは、「気づきのコンティニュアム」のように今起きていることに気づき、出逢っていくことを、サポートに包まれる場で行っていきます。その時、何が起きても、出来る限り心も頭もオープンにして、好奇心をもって出逢うことを練習していきます。そして、ディック・プライスが言うように「プロセスを信頼する。プロセスについていく。プロセスの邪魔をしない」ということを大切にしていきます。自分が育みたい質や、サポートしてほしいもの、愛しているものに焦点を当てることもできますし、自分の邪魔になっているものを手放していくこともできます。そしてゲシュタルトのプラクティスに則り、自分が何かに「ついて」話している時、何かに「向かって」直接話す、あるいは何かに「なって」話してみることができます。
ゲシュタルトでは、皆さんが自分自身のエキスパート(専門家)であり、私は皆さんについていく「リフレクター」として探求をサポートしていきます。皆さんが探求したいことは、何であっても探求できます。既に考えているテーマがあればそれを探求することもできるし、プロセスについていくことで何が起きるか見てみる、という方法もあります。夢の中に登場したイメージを探求することもできます。言葉を使ってもいいし、静寂や、これまで出す機会のなかった動きや声など、時間をかけてもらうことを待っていたもの全てに、時間を使うことができるのです。
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)でのゴール・目的は、何かを直したり、変えようとせず、ただ、気づけるようになることです。なぜなら気づくことは選択を可能にし、選択することは信頼に繋がるからです。そして周りに居て見ている方々は「ウィットネス(見守る人)」になります。ただし自分や自分の体、有機体としてのニーズにも気づいてみてください。なぜなら自分以外のメンバーの探求を見ている時も、自分自身のセッションとして、「今、自分の中に何が湧き上がっているか」に気づくことが重要になるからです。
シャロン・テリー
【お問い合わせ】ws-reg@opensense.jp まで
※参加申し込みは上記のフォームよりお願いします
ご質問の際は、お名前(ふりがな)、電話番号をご記入のうえお送りください
キャンセルポリシーについて
参加費のキャンセル料金は、原則として下記の規定に応じて発生致します。
2週間前~8日前 30%
1週間前~2日前 50%
前日 80%
当日 100%