気づきのコンティニュアムは皆さんへの「招待」であり、
やるべき「仕事」ではありません。
それはまるで宇宙が、
「今、あなたはこの瞬間にいるだけでいいんですよ」
という招待をしてくれている感じです。
「あなたが今ここにいる、ということに
自分で気づく番がきましたよ」という招待です。
自分の中にある宇宙に気づく時であり、
自分の周りにある宇宙に気づく時でもあります。
今、ここに、その時間と空間がある、ということ。
ただ、ここに。ただ、今にいる。
もしあなたの気づきが昼寝をしていたのであれば、
あるいは1つのチャンネルだけにはまってしまっていたのであれば、
気づきのコンティニュアムというのは、
もう一度戻ってくるという機会になります。
また、日本であれば、
お寺に行く感覚と似ているかもしれません。
境内に上がる階段を登っていくとき、
お香の匂いがしてくるとき、
そして、周りにいる人々も同じように過ごしているときのように。
「今、ここにいる」というのは色々なニュアンスがありますが、
今回は特に「自分が大好きなところに戻る」
というニュアンスに招待したいと思います。
呼吸に気づくところに戻る。
今、ここにあることに戻る。
それが何であっても、ただそこに気づくというところです。
ークリスティン・プライス
(ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師)
2017年 スタディグループリトリートより
