それでは今自分に起こっている、内なる動きに気づきを向けてみましょう・・それは、呼吸の動きです。
今はどこにも行く必要はなく、するべきことは何もありません。何も変える必要はないし、なおす必要もありません。
ただ一瞬一瞬、今ここにいて、吸う息と、吐く息に気づくだけです。
何か決まった呼吸法をする必要はありません。
この有機体としての体が、今どんな呼吸をしているのか・・それに気づくだけです。
もしかしたら、自然に呼吸に変化がおきたり、もっと呼吸したいという衝動が出てくるかもしれません。あるいは僅かな、微かな呼吸をしたくなったり、静かに呼吸にくつろいでいたくなるかもしれません・・
ただ一瞬一瞬、今この瞬間の呼吸に気づいて、それと共にいる。
ただ、その時間です。
呼吸に気づきながらも、何かを考えているかもしれません、
自分の周りの音に気づいているかもしれません。
あるいは自分の体の内側の感覚を感じているかもしれません、
鼻がかゆいとか、背中が痛いとか、そこに気づきがいくかもしれません。
呼吸以外に気づきがいったら、その新しい気付きにこんにちはと言って、また呼吸に戻ります。そしてそこで、くつろぎます・・
ークリスティン・プライス(3/20 オンラインワンデーより)