※参加条件のあるプログラムです
心配することは、多くの人を占拠する(忙しくさせる)活動です。時に、私たちは心配を、ケアすること、あるいは相手を大事に思う気持ちを示す方法だと考えます。時に心配とは、将来への恐れ – 私たちが知らないこと、そしてその空洞を埋めるために想像すること – に関わります。どちらの場合も、心配はおそらく私たちが望んでいるような結果を生み出すことはなく、 かえって私たちのウェルビーイングを犠牲にすることにも繋がります。このプログラムでは、皆さんを次のような探求に招待します。
・心配する時の意図
・心配の奥にあるさまざまな感情
・心配することの対価
・避ける方法の一つとしての心配
・関係性について心配することの影響
・心配に替わるもの
当日は講義と体験的なエクササイズを組み合わせ、テーマに沿って自分自身が心配する体験や、また他の誰かから心配される対象となる体験を探求することができます。
ご一緒に、心配に替わり、より良い結果に繋がる別の選択肢は何か、見ていきましょう。 ークリスティン・プライス
【内容】
・クリスティン・プライスによるレクチャー
・テーマに関するペアワークやディスカッション
・エッセンシャル・プラクティスなどの体験的なエクササイズ
【こんな方に】
・自分自身のセルフケアをしたい方
・家族や身近な人間関係において葛藤を抱えている方
・対人援助職として誰かをサポートしている方
クリスティン・プライス GAPオンラインワンデー
心配の意味:他の選択肢は何か?
日時:2020年 10月31日 (土) 9:00 -16:00
講師:クリスティン・プライス(日本語通訳:丸山智恵子)
サポート:日本ティーチング・スタッフ、シャロン・テリー
参加資格:これまでにGAP プログラムを半日以上経験された方
※クリスが講師をつとめるオンライン・プログラムには、過去のベーシックプログラムや、初めての方はTSによるベーシックやエッセンシャルプラクティスクラス、もしくはシャロンによるベーシックプログラム(オンラインも含む)などへの参加経験が必要となります。
該当するかご不明な方、または最後に参加してから3年以上経過している方など、ご相談ください。
参加費:13,200円(税込)
参加方法:Zoom(詳細はお申し込みの方にお知らせします)
※ 下記お申し込みフォームよりお申し込み後、
2-3日以内に返信が届かない場合は、メールの不具合が考えられるので再度ご連絡下さい
<参加者の方の感想(一部抜粋)>
・仕事の関係で、何年間もじっくりと自分の身体の感覚や内面に集中する時間が持てなかったことに気づきました。
・受けとめるということが、なかなかできていなかった、ということを改めて認識しました。受けとめずに、次へ行こうとする、解決して抜け出そうとする、状況や環境に勝とうとしていた自分に気がつきました。
・どこにでも同志と思える方々は存在するし、その方々と互いの存在を受けとめ合う経験を通して、自己と他者に対する信頼を一層取り戻すことが出来た。
【お問い合わせ】ws-reg@opensense.jp まで
※参加申し込みは上記のフォームよりお願いします
ご質問の際は、お名前(ふりがな)、電話番号をご記入のうえお送りください
キャンセルポリシーについて
参加費のキャンセル料金は、原則として下記の規定に応じて発生致します。
2週間前~8日前 30%
1週間前~2日前 50%
前日 80%
当日 100%
クリスティン・プライス Christine Price
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)創立者。アメリカ・カリフォルニア在住。
17歳の時にカリフォルニアのエサレン研究所に行き、エサレン共同創立者リチャード(ディック)・プライスが教える2週間のゲシュタルト・ワークショップを受ける。 その後ディックと結婚し、エサレンで共に長年ワークを教える。ディック亡き後もGAPを教え、45年以上にわたり発展させ続ける。2003年から来日してGAPのワークを開始。2013年にアメリカで自分自身のスクールを立ち上げ、日本をはじめ、イギリス、ドイツ、ギリシャなどでもワークショップを行っている。アメリカおよびヨーロッパなどでは、さらに医療関係者、科学者、女性社会起業家などへも活動が広がっている。また、近年日本ではティーチング・スタッフの育成に力を入れている。GAP Japanスクール創立者。
「教えていることは、自分自身が一番学ぶべきこと」という、teacher(教える)であると同時に ongoing student(つねに学び続ける)という姿勢を貫き、「共に実践するプラクティスとしてのGAP」を体現している。
<ゲスト・ティーチャー>
シャロン・テリー Sharon Terry
GAPプラクティショナー。アメリカ・ワシントンDC在住。
大学院で神学の修士号を取得後、チャプレンとして活動しながら「エンゲージド・ブディズム(社会参画仏教)」を数十年実践。
ある世界的財団による社会起業家のためのウェルビーイングプログラムで、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師を務めていたクリスティン・プライスと出会う。そのワークによる変容体験の後、GAPプラクティショナーとなる。現在はコファシリテーターとしてクリスと共にリードしたり、GAP入門クラスをアメリカ東海岸やオンラインで提供している。
また、希少疾患の子を2人持つ母として「患者第一の研究」を決意し多くの病気に挑む。遺伝子を専門とする生物医学の研究者と患者が協力する仕組みを作り、医療への提言、世界中の患者支援を行うまでになった。企業や大学、NPOなどにおいて、研究とGAPを統合し、今ここにいること、プロセスを信頼することを伝えている。