介護、子育て、対人援助など、誰かをケアする立場の人に向けて1ディのクラスを行います。
日々誰かをケアしている皆さんは、自身のケアをどうしていますか?
枯れない、燃え尽きないためにも、自分へのサポートになることを見つける事や、セルフケアが欠かせないのではないでしょうか?
クラスの前半では、自分自身のために出来ることを、そして後半は、ケアする対象の人に日常的にやってあげられる事は何か?を体験して頂きます。
タッチを使ったストレッチや、マッサージなどを、2人組で実践的にやっていきます。
クラスの中では、GAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)の基本のワークなどを使って、それぞれがあるがままの自分自身に触れる、語る、聞くこと、そして安心安全な場を作って行きたいと思います。
それぞれが、自分の体験をシェアしつつ学べる1日になればと思います。どうぞふるってご参加下さい。
MESSAGE
「ケアをしている人のためのケア&タッチ」が数日後に迫って来ました。
子育てや、高齢者の介護、親の面倒を見ている人、ケアの仕事やカウンセラーなど、人をサポートする役割をしている人って大変だろうな。。。
どうやって自分のケアをしているのだろう?
自分に栄養をあげられることって何があるだろう?
というのがこのクラスの発端でした。
私達って人の話しを聞くことが多いけど、聞いてもらう事は少ないよねえとか、私みたいにボディーワーカーだって、圧倒的に触る事は多いけど、触ってもらうのは稀だとか。。。
私の学んでいるGAP(ゲシュタルトアウェアネスプラクティス)では、探求する人とそれをサポートする役割を必ず交代します。
どちらかがいつも相手をサポートしたり、導いたりするわけではないのです。
私はこの、誰でも役割を交代できると言うのが好きだし、ここにヒントがあるのではないかと思うのです。
ケアギバーは得意だけど、ケアレシーバーが苦手な方も、今回はお互いに役割を交代してタッチを受けます。
ケアって一方的なものではないし、ケアする立場の人もどこかの場面では、ケアされる立場になることもある。
そして必ず何かしら貰ってるものがある。
もしかしたら帰ってから、親や子供にやってあげたあと、やってもらう事も出来るかもしれません。
ささやかでも、誰かの役に立つと言うことは、ケアを受ける立場の人にとっても嬉しい事なのです。
ー中川洋美
ワークをシェアする人
中川 洋美 (なかがわひろみ)
私自身が、仕事でも家庭でもケアギバーです。
ほぼ子育ては終わったとはいえ、まだまだめんどくさい手がかかる大学生の息子と二人暮らし。
そして、特養老人ホームで、介護の仕事をして20年になります。知的しょうがいを持つ人たちの施設でボディワークを提供したり、在宅の脳性まひの方の介助も定期的にやりつつ、ボディワーク&ヒーリングのサロン「ナンディルーム」の運営もしています。
そして今年3月に母を亡くし、一人暮らしの父を毎月九州まで訪ねるという、遠隔地介護まで増えてしまいました。
そんな中、自分自身が人生を生き生きと生きる事。栄養をお互いに受け取ったりしつつ、ケアをする人をどうサポート出来るのか?それは私にとっても大きな課題でもあります。
時々はプロの手を借りつつも、日常的に家族がやってあげられるシンプルな技を、紹介したいと思います。
ナンディルームボディワーク&ヒーリング→https://nandi.jp
日時:2019年 9月21日(土)10:00-16:00
場所:東京都台東区秋葉原周辺(お申し込みの方にお知らせします)
対象:どなたでもご参加できます(GAPの経験は問いません)
定員:12名まで
参加費:5,000円(税込)
持ち物:動きやすい服装でお越しください(もしくは着替えをお持ちください)