8/26 GAPワンデー「”Power”パワー 〜GAPの視点から」by シャロン

今ここで、自分自身を感じてみてください。あなたの体のどこに自分のパワーを感じるでしょうか。
脚などの大きな筋肉、特に太腿などに感じるかもしれません。もしくは、背骨や腕、脚などの骨…呼吸に満ちた胸の広がり…床や大地に触れている足の裏…?もしかしたら、自分の心の明晰さや穏やかさの中にパワーを感じるかもしれません。
または、ある状況や記憶、体験の中に自分のパワーを感じるかもしれません。もし自分が電気自動車だとしたら、どこにプラグを繋ぐと、新しいパワーを充電することができるでしょうか。逆にどのような状況だと、自分が無力だと感じるのでしょうか。私たちは自分自身との繋がりを失った時に、無力感を感じることが多くなります。

今回は、自分の体において、どのようにパワーや無力感を感じるのかを実験していきます。そしてGAPのツールを使い、以下の探求をしていきます。
・体の感覚に気づく
・過去と現在
・エンプティシートと対話

歴史的に、あらゆる文化において力の乱用が行われてきたのを私達はみてきました。それは他者をコントロールし、強制し、傷つける人の中に根深く染み込んでいます。力(パワー)を誤った方法で使う人は、多くの場合、その犠牲となる人が持っている本来の力を認識していないか、否定しています。

GAPでは、1人ひとりが自分自身の体験の専門家であると認識しています。そして個人に根付いているパワーや主体性を探求していきます。GAPのツールは様々な探求…例えば、自分がパワーや無力感を感じるのはどんな時か、どのようにパワーを誤用してしまうのか、それらの状況にどのように向き合い、新しい可能性を考えられるのかなどをサポートしてくれます。
シャロン・テリー


GAPワンデー・プログラム
「Power パワー 〜ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)の視点から
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)は、「一瞬一瞬の自分の体験や知覚に気づいていること」に軸を置いています。今回のプログラムでは、「パワー(Power)」を入り口として探求していきます。
今回はクリスティン・プライスと共にアメリカで長年リードしているシャロン・テリーが講師となります。初めての方も、久しぶりの方も、今日的なテーマでGAPのエッセンスを実践する機会を、ぜひご一緒しましょう。

【日時】2023年 8月26日(土) 9:00-16:00
【講師】シャロン・テリー(通訳:丸山智恵子)
【参加方法】Zoom
【対象】 初めての方も誰でも参加できます
【最少催行人数】8名

【参加費】※通訳付
8/16(水)まで早割 / スタディーグループ(SG)・スタディーアブロード(SA)卒業生:18,000円
・通常:20,000円(税込)
・8月ワンデー+10月基礎 連続参加割引:17,500円(税込)※個別申込が必要です
・フレンズ割引:初めての方とご参加でお二人とも 16,000円(税込)
※経済的に難しい方は分割なども可能ですので、ご相談ください

>>>お申し込みはこちら

ご紹介用フライヤー(ダウンロードも可能です)

シャロン・テリー Sharon Terry

GAPプラクティショナー。アメリカ・カリフォルニア在住。
ある世界的財団による社会起業家のためのウェルビーイングプログラムで、ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)講師を務めていたクリスティン・プライスと出会う。そのワークを継続し自分自身や仕事における大きな変化を体験したことで、GAPプラクティショナーとなる。現在はコファシリテーターとしてクリスと共にリードしたり、GAP入門クラスをアメリカ東海岸やオンラインで提供している。また、希少疾患の子を2人持つ母として「患者第一の研究」を決意し多くの病気に挑む。
遺伝子を専門とする生物医学の研究者と患者が協力する仕組みを作り、医療への提言、世界中の患者支援を行うまでになった。企業や大学、NPOなどにおいて、研究とGAPを統合し、今ここにいること、プロセスを信頼することを伝えている。2022年5月 国連での女性起業家サミットで講演。


シャロン・テリーについて.. クリスティン・プライスより

親愛なる友人、そしてGAPスチューデントの皆様へ
皆さんが、健康で、幸せで、深い呼吸をしていることを願いながら、この手紙を書いています。一人一人のことをよく思い出し考えると、私の顔には大きな笑顔がこぼれ、心の中には柔らかい気持ちが湧いてきます。
今年の春に私たちが揃って来日した時、シャロン・テリーに直接会っていただいた方たちもいますね。また過去3年の中でオンラインでシャロンとワークをした方もいますし、来日中に対面で体験できた方もいました。
今月から、シャロンと智恵子が、GAPのワークショップを新たに提供していきます。さらに年一回シャロンが来日して対面ワークの開催も可能になります。私の願いは、皆さんが、そうしたGAPのプログラムに集まり、自分のプラクティスを新鮮に更新し続け、自分自身に滋養を与え、オープンな気づきの中でお互いをサポートし続けてくれることです。それこそが、自分の体験を探求し、自分自身の中に、そして人生において、より「今にいる」ことができるとても良い方法なのです。
シャロンは、素晴らしいGAPのガイドです。私(クリス)とシャロンは、ここ5-6年もの間、集中的にGAPのティーチャー(リーダー)としてプログラムを一緒に行ってきました。その経験からも、シャロンがGAPの在り方や実践方法で、今ここにいながら、一人ひとりをリフレクターとして映し出しサポートできる力があることに、私は完全なる自信と信頼を持っています。そのような能力と同じくらい重要なことは、シャロン自身が、このGAPという探求の道に対する愛を持ち続けていること、またこのアプローチを自分自身の日々の生活の中で、私生活においても仕事においても、つねに統合していることです。シャロンが、やさしさと好奇心と安定性、そしてユーモアのセンス(!)をもって、一瞬一瞬にいられる力を持っていること、それが何よりも必要不可欠なのです。さらに、シャロンには、GAPの理論と構造を明確に把握し深く理解した上で説明できる能力があります。それによって、私は、シャロンとワークを共にリードする時のパートナーシップについて深く満足しており、そのような彼女の力は皆さんにとってもギフトとなっています。
シャロンが、とても大切な日本のGAPコミュニティの皆さんに、今後もプログラムを提供してくれることに、私はとても感謝しています。皆さん一人ひとりが、シャロンのスキルと存在そのものから、役立つ何かを受け取る機会を活かしていただけることを心から願っています。
>>>続きはこちら


【このプログラムについて】
・このワークは問題解決やセラピー的な効果を意図するものではありません。
・誰も先生でも患者でもなく、すべての人が共に学び、共に実践するという姿勢でご参加ください。
・講師も参加者同士においても、分析や解釈、アドバイスなどをしません。互いに気づき、探求、発見、成長をサポートしあっていきます。

【ゲシュタルト療法とGAPの違い】
ゲシュタルト・アウェアネス・プラクティス(GAP)は、「ゲシュタルト療法」の創始者 フリッツ・パールズの弟子であったディック・プライスが、ゲシュタルト療法に「仏教やボディワーク」を統合し、クリスティン・プライスと共に発展させてきたワークです。
ゲシュタルト療法とGAPの違いとして、「GAPはセラピーではなく、プラクティス(実践を深めること)」と言われているように、ゲシュタルト療法はセラピー(治療的)モデルであり、セラピストが専門家となり、クライエントの治療を目的としてセッションをリードするのに対し、GAPは教育的モデル(コミュニティモデル)であり、グループの全員をクライエントではなく、平等に学びあう生徒だと捉えます。そしてそれぞれが自分自身の専門家となり、今ここでの気づきを探求していきます。
ペアワークをする時も、そこに患者と医者というような医学的モデルはありません。「あなたはこうである」と決めつけたり、分析や解釈を行わずに、あくまでも
「あなたが、あなた自身についての専門家です」
「あなたが、発見する人その人です」
「あなたにとって、何が真実なのか教えて下さい」というスタンスを大切にしています。
詳細はこちら「GAPとは?」


【お問い合わせ】 ws-reg@opensense.jp
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当日 100%